真田広之 太平記鑑賞メモ(初めて大河ドラマを見る!)

太平記鑑賞メモ+ストーリー整理。ほぼ自分用。日本史知識0なので間違った事も書いてると思いますがご容赦下さい。

5話「危うし足利家」

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高氏の父ちゃん母ちゃん生きた心地せんやろこの状況。守時や連署の助けがあって何とか難を乗り切ってよかった。

ところで、京の六波羅で捕らえられて解放されたのに、今度は幕府の侍所に捕らえられる事ってあるんやね。両方幕府の運営やと思ってたけど、ちょっとずつ役割が違うんかな?また調べてみよう。あと、六波羅探題跡地が六波羅蜜寺にあるん知らなかった。今度行ってみよかな。

それにしても長崎殿はいけすかぬやつよの~。執権も面倒ごとは御免だしそら鎌倉幕府も終わるわね。

何を考えているかわからん佐々木判官、陣内さんの豪快な演技見てて楽しいね。この男はさて今後どうなるんだろ。真田さん牢屋に閉じ込められてヒゲ伸びてきてんのもいい。

人物整理

足利高氏

日野との関係を疑われ今度は侍所の牢獄へ閉じ込められている。

足利貞氏

息子解放の為に今日も今日とて奔走する。

日野俊基

京で捕らえられ、審問の為、鎌倉へ運ばれてきた。

赤橋守時

登子の兄。高氏を信じ救いの手を差し出す。

佐々木道誉(判官)

切り捨てたり、助けたり、まったく考えがわからん。

長崎円喜内管領

身から出た錆でなかなかうまく事が運ばずイライラ。

金沢貞顕連署

円喜には頭が上がらぬが、何とか手をうってくれる。

北条高時

ぜーんぶ面倒くさい!円喜におまかせ。

足利直義

お兄ちゃ~~~~~ん。

藤夜叉

高氏が好き。

安藤季久、安藤季長

奥州津軽の豪族。この二人は衝突を繰り返している。事の発端は、幕府の不正にありそうだ。

新田義貞

何やら企てをし、安藤十郎とともに足利屋敷を訪れる。

ストーリー整理

幕府が高氏を捕らえた事で、北条家が足利家へ宣戦布告をしたとの見方が高まり、鎌倉には緊張が走っている。

金沢貞顕亭では貞氏が連署へ詰め寄る。連署は、すべては長崎円喜とその息子が独断で行った事であり皆困っていると訳を述べる。自分をこの地位につけたのも円喜の為逆らえぬが、何とか手だてはうってみると言う。

貞氏は幕府に赴き、執権に会いに来た。高時は、久しぶりにそちの顔を見た家で何をしていたのかと問う。貞氏は幕府の繁栄の為、日々努めていると答える。父貞時も同じ事を申していた、執権は万民の幸せに尽くせと言っていたと高時はいう。貞氏は高氏の事を伝えるが、それは円喜に任せているのでそちらへ問えと言われる。貞氏は執権に対応願いたいと引かない。貞氏は廊下で長崎とばったり会う。長崎はすべてを知っているように貞氏をあしらう。

貞氏は足利屋敷に戻る。直義は相変わらず一人大騒ぎをしている。貞氏は、長崎に頭をさげればよかったかもしれないが出来なかったと清子に告げる。今までできた事ができない。貞氏もこの状況に葛藤しているのだ。足利屋敷に連署がやってきた。

連署の計らいで侍所の高氏と貞氏の面会が叶った。父は優しい言葉でかわりはないかと話しかける。そして、弟が騒いでいる事、母も心配している事など談笑する。もうすぐこの一件の行く末が決まる、どのような裁きになるのか見届けたいと高氏は父に近寄り小声で告げる。そして、合点がいかぬ時は、鎌倉と一戦交える覚悟だと言う。貞氏はお前を見殺しにはせんとだけ告げて去る。

時を同じくし、花夜叉一座と日野が鎌倉へやってきた。一座がご飯を囲んでいる。藤夜叉は日野はどうなるのかと皆に尋ねる。これから審問され、身の潔白が証明できなければ裁きを受けると答える。ただ、この裏には足利つぶしがあるのではとも言う。高氏の話題が出て藤夜叉は吐き気を催部屋を出る。花夜叉はもしやと藤夜叉の異変に気づく。

幕府・審問の間にて、高氏はまた日野とのかかわりなど問われているが、すべて否定している。幕府側より証人がいると告げられ、佐々木判官が召喚される。佐々木は北条の命で京の動きを見張っていたという。ここにおるのがその一件で見たという足利かと尋ねられたが、佐々木は違うと言い張る。長崎は一杯食わされた。

赤橋守時が高氏の牢にやってきた。何を考え何をしようとしていたか聞きたい、妹の登子も東国で生まれ育った高氏がこのような事を企てたなど信じがたいと言っていたと伝える。東国で生まれ育った武士がわずか数日京をみただけで東国に弓を引くことはあることだと。鎌倉は腐り果てている、足利も腐りかけていると思うていると、高氏は守時をまっすぐ見据え答える。守時もその意見に同意する。

守時は赤橋亭に戻る。妹登子が出迎える。高氏は無実だったが、長崎は切るつもりだと話す。守時は登子に高氏の事をどう思うか尋ねる。正直な方、死なすには惜しい方、嫁に行けと言われれば言ってもよいと答える。守時は高氏を救う事を心に決める。奥州にて戦が始まったと守時が政所に呼ばれる。

この頃、奥州津軽で安藤季長と季久がたびたび衝突していた。これを鎮める為に出した幕府軍だが、季長と戦闘状態に陥ってしまった。

鎌倉・足利屋敷に新田義貞と安藤十郎という者が訪ねてくる。十郎は季長の身内だそうだ。十郎は貞氏に伝言を差し出し、幕府をよく思っていない者たちとともに奥州と鎌倉より幕府を挟み撃ちをしたいと申し出る。

この日、京から幕府に帝の遣いが到着した。釈明の手紙だ。この手紙を読むか読まぬか議論がされている。そして、足利家について守時と長崎が討論している。守時は高氏を捕らえたならば、奥州の安藤も捕らえるべしと言う。この事の発端は幕府関係者の不正からだと告げる。長崎はうろたえている。連署も足利家を味方とすべしと応戦する。

会はお開きとなる。長崎は、息子を責め立てる。北条家は傾いていると怒り心頭だ。

翌朝、連署が足利屋敷を訪れる。高氏は無罪放免だと告げにきたのだ。貞氏は空を仰ぎほっとしている。高氏は無事牢屋から出され喜びを爆発させる。